信隆寺の行事紹介
2012-12-21
卒塔婆のご説明
サンスクリット語の「ステューパ」が原語です。搭を意味します。埋葬時、年忌法要、お盆、お彼岸などに供養して建立します。
「塔婆建立の偈」というものもあります。
一見卒塔婆(いっけんそとば) 永離三悪道(ようりさんまくどう)
何況建立者(がきょうこんりゅうしゃ) 必生安楽国(ひっしょうあんらくこく)
一度でも塔婆を建てようと思っただけでも、地獄などの苦しい世界から離れることができる。ただ塔婆を拝んだり、見たりするだけではなく、卒塔婆を建立するならば、必ず浄土といわれる仏の世界に生まれる事ができる、という意味の言葉です。
信隆寺では、お墓で建立される塔婆はもちろんのこと、お盆やお彼岸に遠隔地のためお寺に来られない方のために、塔婆供養を行っています。詳細は信隆寺発行の新聞(聞法奉行)に書いてありますのでご覧になってください。
お盆、春秋の彼岸には本堂でお経をあげます。
平成23年度より、信隆寺本院内で供養された塔婆は白井メモリアルパーク、メモリアルフォレスト八千代にて展示されています。